宮崎県の結婚相談室

宿命


今月3日、私の大宮高校時代の恩師 永友元夫先生がお亡くなりになり 22PHAP15.JPG ました。享年83歳。都農神社の宮司をしておられました。                      

昨年、お会いしたくて都農神社まで出かけて行き、昔話に花を咲かせたものでした。とてもお元気そうだったので安心していましたが、新聞で訃報を知りびっくりしました。

6日が告別式ということでしたので川南の葬祭場まで出かけていきましたが、式場には入りきれないほど沢山の方が参列され、先生の交友関係の広さと人徳を改めて思い知ることでした。

高鍋高校や宮崎東高校の校長も歴任されていますので、このブログを読んでおられる方の中にも先生をご存知の方もおられるかもしれません。

永友先生という方はそれはそれは面倒見のよい方で私は大変お世話になり、私の結婚式にも来賓として東京まで来ていただきました。

また、2005年には瑞宝章を受章されるなど、宮崎県の教育界には多大なる貢献をされた方でした。

今年は8月に早大時代の恩師 高島平蔵先生もお亡くなりになり、生きとし生けるものの必ず迎えなければならない宿命とはいえ、心から尊敬する方を二人も失いなんともやりきれない思いです。心からご冥福をお祈りします。

 

ところで、前回お約束したとおり、今回は先月29日(日)に行われたパーティーと先月5人目の成婚者になられた方のことを紹介します。

パーティーの方は、40代以上の会員さんたちを対象としたお見合いパーティーでしたが、成立したカップルは最終的に4組という結果に終わりました。男女ともに突出した人気を獲得した会員さんが男女それぞれ1名ほどおられたが為にそれ以外の組み合わせが少なかったのが4組しかカップルが出来なかった大きな理由かと思います。

但し、成立した4組のカップルの方の内容はかなり濃いものがあるように思われるため、7月のパーティーの時のように、成婚に結びつく確率は高いのではないかと期待しています。

次に5人目の成婚者(40代の男性)について。

この方は平成18年に入会されましたので、入会後3年ちょっとかかってかかっての成婚報告でした。この方の場合は客観的条件は何もかも揃っており、入会された時には、半年以内には成婚報告にこられるだろうなと思っていましたが、ところがどっこい、現実派なかなかそううまくはいかず、正直なところ最近ではこの方は結婚できるんだろうか?と本気で心配していました。

というのは、予想通り申込みは当然のことながら沢山ありましたし中にはほんとに素敵な女性も何人かおられました。

ところが彼には自分の理想の嫁さん像というものがハッキリしており、その女性像に近い人でなければ結婚するより1人でいたほうがましといった頑固な考えの持ち主でした。そんな理想に近い女性なんてそんじょそこらにいくらでも転がって(?)いる筈がありません。

また、彼は古いタイプの九州男児で、"男らしさ"ということに強いコダワリをもっているように思います。

たまに彼が申し込んだ相手の方にお断りされるようなことがあっても、彼は私達の前でも決して勿体をつけたり女々しいところを見せるようなことはしませんでした。『了解しました』のひとことだけ。

逆にお断りする場合もメールにあっさりと『すみません。お断りして下さい』とたったそれだけしか書いてきません。

それでいてやさしいところもあり、突然『たんかん』という名の外見は不恰好ですが非常に美味しいみかんを送ってきてくれたりします。心根は案外細やかな優しい男性なのかもしれません。

彼がお断りするたびに『まったくもう...』と苦笑いしながらも私にはどうしても彼のことが憎めませんでした。

そんな彼のことを鹿児島の松岡支部長も理解しておられて、ある日『彼にピッタリだと思うけどどうでしょう?』と自信をもってある女性会員さんを推薦してこられました。

ロングヘアの理知的な美人さん。長い間の付き合いで彼の好みは大体理解していました。写真をみて私にはピーンと来るものがあり、早速彼に連絡をとりました。すると彼から直ぐに『お会いします』との返事がきました。いつも返事が遅くてイライラさせられる彼にしては珍しく早い返事でした。

それからお見合いをしましたが、お見合いは大成功。彼も彼女もお互いに一目見ておたがいのことを好きになったみたいでした。

それからあとはとんとん拍子で、予定通り3ヶ月で成婚報告に繋がりました。

先月23日、突然彼からTELがあり、これから出かけていっていいですかとのこと。『いいよ』といって彼が一人でくろものばかりと思ってまっていましたら、彼はなんと彼女を一緒につれてきました。

『ひとりでくるものたばかり思っていたじゃない..。一緒なら一緒と最初から教えてくれてたらよかったのに...』といいますと、『いや、お世話になったので一人じゃ拙いと思って...』と彼。

律儀な男性なんです。無骨な男ですがこういうところがいかにも彼らしい....と改めて感心しました。

そして連れてきた彼女はほんとに写真以上にきれいな方でした。

『大願成就!よかったよねえ。あんたみたいな人はてっきり結婚できないとばかり思っていたんだけどね』と例によってクチの悪い私が毒舌を吐き出すと、これ以上、何か云れたらたまらんってな感じで早々に帰っていきました。

たまにはjこういう風に一切妥協ということをせずに目的をかなえられる人もいるんだなあと私としては貴重な経験をしましたが、一般的には彼のような考え方はお薦めしません。

状況をしっかりと見極めて、自分というものを客観的に正しく評価してそのうえでそれなりに妥協が必要な時には妥協をすることも大事なことだと思います。その場合の『妥協』は『逃げ』とはいわず、『正しい対応』といったほうがよいのではないでしょうか?勿論、人それぞれ価値観やおかれた状況が異なるので一概にはいえませんが...。

彼の場合はなんのかんのといいながらも彼にはどこに出しても恥ずかしくないほどの客観的条件が揃っていましたし、潜在的に彼が自分自身に対して自信もっていたから初めてできたことじゃないかと思います。その分時間はかかりましたけどね。 

『いずれにしてもよかったよね、おめでとう!この幸せを逃すんじゃないよ。もうこの次はないからね』私も肩の荷が下りたような気がしました。終わりよければ全て良し!メデタシ、メデタシ...。

                     哲

 

 

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